定期検診

定期検診

ホワイト歯科では予防治療に力を入れています。その予防治療の中心となるのが定期検診です。近年、予防的な口腔ケアの重要性がテレビや雑誌などでも広まっており、定期的に歯科医院に通院される方が増えています。しかし、まだまだ「痛くもないのに歯医者に行く必要はない」と考えていらっしゃる方は少なくありません。

歯医者を敬遠する方の多くが、過去に痛みの強い歯科治療を経験しています。これは、むし歯や歯周病がひどくなってから治療を受けたということを意味しているのではないでしょうか。

むし歯や歯周病が軽いうちに治療をすれば、治療の痛みは軽くて済みます。抜歯や義歯(人工の歯)など、時間も費用もかかる治療を未然に防ぐことができれば、治療回数も少なく、医療費の節約にもつながるのです。

このような理由から当院では、「歯医者嫌いの方にこそ定期検診を受けていただきたい」と考えています。

ホワイト歯科の定期検診で確認するポイント

ホワイト歯科の定期検診で確認するポイント

当院の定期検診では、以下のポイントを確認していきます。ご自身で気になることがあれば、どんな小さなことでもお気軽にお尋ねください。

むし歯の有無

初期のむし歯は、削らずにフッ素の塗布で改善する場合、または少しだけ削って詰め物をするだけで治療が終わることがほとんどです。定期検診では、むし歯ができていないかレントゲンや薬剤などを使用して見落としがないように確認していきます。

また、銀歯の中がむし歯になっていないかも確認します。銀は歯との接合性が高くないため、すき間からむし歯の原因菌が入り込んでむし歯が再発することがあるからです。特に神経を除去して銀をかぶせている場合、むし歯による痛みを感じないため、患者さんご自身でむし歯の再発に気づくことは困難です。

歯周ポケットの深さと歯周病の度合いをチェック

日本人が歯を失う理由として、最も多い原因が歯周病です。定期検診では歯ぐきの炎症や、歯周ポケットと呼ばれる歯と歯ぐきの間の溝の深さをチェックします。

歯周病治療の第一歩はクリーニングです。通常は、スケーラーと呼ばれる医療器具を使って歯垢や歯石を取り除き歯周病を改善しますが、歯ぐきの溝が一定以上深くなった症状には、切開をして歯ぐき内部の歯石や汚れを除去していきます。

歯周病は成人の8割が歯周病にかかっていると言われるほど、身近な疾患です。初期段階に適切なケアをすることで重症化を予防できますが、痛みや出血がないため気づかずに過ごしている方が多いです。将来的に歯を失わないためにも、定期検診で歯周病のチェックをして、健康で丈夫な歯を維持していきましょう。

残存歯の数

残存歯の数

ご自身の歯がどのくらい残っているか確認します。特にブリッジや入れ歯など、義歯周辺の残存歯の状態を良好な状態に保つことは非常に重要です。

まれに歯が抜けたままにしている方がいらっしゃいますが、症状を放置することで両側の歯が倒れてきたり、噛み合わせがずれて大きなトラブルにつながることがあります。噛み合わせを正常な状態に保つためにも、残存歯の状態や数を把握しておくことが重要です。

噛み合わせ

片側の歯で噛む癖や歯が抜けたまま放置をすると、噛み合わせがずれてきます。その結果、額関節症を引き起こしたり、肩こりや頭痛・腰痛といった全身の症状に影響を及ぼすこともあるので注意が必要です。ご自身の噛み合わせが正しいかどうか気になる方は、ぜひ一度当院までご相談ください。

むし歯になりやすい口内環境かが分かる唾液検査

唾液を採取する簡単な検査で、むし歯になりやすい口内環境であるかをチェックすることが可能です。この検査では「ミュータンス菌」や「ラクトバチラス菌」といったむし歯の原因菌がどのくらい存在しているか、酸性に傾いた口内を中性にしてむし歯になりにくくする唾液『唾緩衝能(かんしょうのう)』の量などを知ることができるのです。当院では、この唾液検査の結果をもとに、適切な予防ケアをご提案しています。

なお、唾液の量が少ない方はむし歯になりやすいと言えますので、日頃から口内の渇きが気になる方にも受けていただきたい検査です。

予防治療

予防治療

当院の定期検診では、むし歯や歯周病にならないための予防治療も行っています。次の4つの治療が、当院で実施している主な予防治療です。

歯のクリーニング

歯のクリーニング

ご自宅での歯みがきでは除去することができない歯石を取り除きます。歯科医師または歯科衛生士がスケーラーと呼ばれる器具や専用の機械を使って行いますが、治療による痛みはほとんどありません。歯石を除去した後は、薬剤をつけて歯を磨いていくことで着色を落とし、歯の表面をツルツルに仕上げていきます。これによって、歯の表面に汚れがつきにくくなり、むし歯予防にも有効です。

フッ素の塗布

安全性の高いフッ素を歯に塗布していきます。歯科医院で使用するフッ素は濃度が高く継続して受けることで、健康な歯を形成し、効果的にむし歯を防ぐことができるのです。

PTC(プロフェッショナル・トゥース・クリーニング)

PTCでは歯科衛生士が歯石や着色の汚れを除去していきます。 保険診療で行う歯のクリーニングは、上下の歯を2回に分けて処置しますが、PTCでは1回の治療で全体のクリーニングが完了します。

特殊な機械を使用して徹底的に歯の表面や、歯と歯の間、歯と歯ぐきの間などを掃除していくので、タバコのヤニや着色汚れがひどい方にもおすすめです。

歯みがき指導

歯みがき指導

患者さん一人ひとりの歯並びに合わせて、適切な歯みがき方法を指導していきます。磨き残しの癖を確認した上で歯ブラシの動かし方、デンタルフロスや歯間ブラシの使い方などもご説明していきますので、ホームケアについてご不明な点がある方は、なんでもご質問ください。

定期検診はどのくらいの頻度で受ければいい?

定期検診はどのくらいの頻度で受ければいい?

適切な定期検診の頻度は、健康な状態の方の場合3ヵ月に1回が目安です。むし歯や歯周病は進行が早いこともあり、再発の可能性が高い方や口腔内の環境によっては1.2ヶ月に一度の受診をおすすめする場合もあります。

定期検診は生涯を通じてご自身の歯で噛むための先行投資であると言えます。 是非、習慣にして健やかな口内環環境を維持していきましょう。

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できるだけ削らない・抜かない・予防中心型診療で、あなたのお口と体の健康をお守ります。
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